活動委員会紹介|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

故郷の誇り創造会議

会議体方針

私たちが子ども時代を過ごした1970年代、来るべき21世紀の未来予想図が盛んに描かれ、子どもたちは皆、ワクワクしながらそれを見ていました。透明のチューブでつながれた高層ビルの間をエアカーが飛び交い、宇宙旅行にも出掛ける人々。・・さすがにそこまでの世の中は、まだ訪れませんが、携帯電話や壁掛けテレビなど、現在、かなりのものが実現化され、私たちは普通に利用しています。モノの豊かさを追い求めることの是非は別にして、人は未来をイメージしながら、それを実現させていくことこそ、やる気の原動力になります。
最近はテレビや雑誌などでも未来予想図を目にすることが全くなくなりました。現代の子どもたちは、どんな未来をイメージしながら、今のこの時代を過ごしているのでしょうか。
私たちは、これから未来に羽ばたく子どもたちのために、次の時代の未来予想図を示すことが大事だと考えています。そしてその未来予想図は、私たち大人にとっても、この地域に誇りをもち、より魅力的なものにしていくために必要不可欠です。

今年度、当会議体では、「この地域のグランドデザイン」を打ち出し、「地域主権型社会」の足掛かりをつくることを最大のミッションと掲げ、推進していきます。

そのためにまず、現在の社会経済情勢に照らし合わせながら、これまでの市の取り組みやJCの取り組みを評価検証するとともに、政権交代を受けて、地方分権、道州制等のあり方について最新状況などを整理します。これらの問題・課題を浮き彫りにしたうえで、私たちが取り組むべき方針を打ち出します。その方針をLOMメンバー全員で共有し、委員会ごと個別の取り組みテーマを設定します。

当会議体は、各委員会を牽引するための1つの具体的取り組みとして、いまの子どもたちと共に描く「未来予想図」づくりを行っていきます。秋に向けて、ビジョンをかたちづくり、今年度の集大成として、「この地域のグランドデザイン」を市民に向けて発信していきます。

事業計画

事業名:
7月第一例会
目的:
子どもたちに「故郷の誇り」を持たせる。グランドデザイン策定の中間報告についても行う。
方法・手段:
子どもたちとともに制作していく「この地域の未来予想図」に必要となる地域の魅力、誇りを子どもたちに伝え、ともに語り合う。グランドデザインの中間報告としては、大テーマを掲げるとともに、各委員会による骨子を紹介する。

事業名:
将来ビジョン発信
目的:
本年度の集大成として、「この地域のグランドデザイン」を広く市民に向けて発信する。
方法・手段:
今年度作成した「未来予想図」、「グランドデザイン」を発表する。市民への発信方法としては、話題性やビジュアル性等も考慮しながら、内容や時代に見合った最も効果的な媒体を検討し活用する。

委員メンバー

委員長:
富樫 慎
副委員長:
赤羽 一仁
副委員長:
中林 玲
委員:
淺川 貴央  上田 裕敏  小野 哲也  大久保 勝美
早田 和重  三澤  彰  吉澤 祐介