活動委員会紹介|松本青年会議所 長野県松本市まちづくりボランティア

自然との共生から夢を繋ぐ委員会 | Home | 事業計画

委員会方針

2009年度、社団法人松本青年会議所では「世界で最も木を植えた人物」として世界的に著名な宮脇昭先生と共に、エコロプラン(エコ+こころ)と名づけた植樹事業を展開してきました。このエコロプランを通じ、他人を思いやる気持ちに満ちた社会への小さな礎を築くことができました。この他人を思いやる気持ちとは、「豊かな心」より生まれ出ずるものであり、この「豊かな心」が人から人へと伝播すれば未来へと向かうとびらからは、まばゆいばかりの光が常に放たれることでしょう。また、世界経済が大きく変化する今、”自然環境の豊かな国は、その国民の幸福感も高い傾向にあるという調査結果が発表されており、日本もこの豊かな自然環境を今以上に維持・再生し、次世代につないでいくことが重要であるといえるのではないでしょうか。

次世代の主役は子どもたちであり、まさに未来そのものです。子どもたちは我々大人たちが残す環境の中でそれぞれの夢を描いていきます。子どもたちが成長し、地域を担う時にどのような環境を残してあげられるかは、我々大人たちの責務であると考えます。私たちは責任世代として、子どもたちに未来への「夢」に満ちた「豊かな心」の土壌となる環境を残していかなければなりません。その「夢」や「豊かな心」を育む要素としては、「人との出会い」「体験・経験」があります。子どもの頃に体験した感動は、何年もの年を経ても、決して色褪せることはありません。私たちも、子どもの頃の体験を基に大きな夢を描き、成長してきたのではないでしょうか。

エコロプランとした植樹事業は、参加した子どもたちにとっては心を育む機会となり、大人にとっては次世代へ繋ぐ命の森作りのきっかけとなりました。2010年度もこの事業を生かしていくとともに、子どもたちの夢への原動力といわれる「成功体験」をはじめ、様々な出会い・体験・経験を得ることができるような体験型事業を実施し、子どもたちの「豊かな心」と「夢」の涵養をめざします。当委員会では子どもたちが将来「本物の、大きな夢のなる木」に生長(成長)できるよう、精神面に重きを置いた事業を年間を通して展開してまいります。